昨今のニュースでも話題のように、自転車による事故が急増しています。
自転車事故というと、何となく『車対自転車』の交通事故を考えてしまいがちですが、
あまり知られていないのが、『歩行者対自転車』の事故です。
自転車事故の増加原因としては、以下のような点が挙げられています。
● 免許制度がなく、気軽に乗ることが出来る
● 乗る人の年齢層が幅広い(子どもからお年寄りまで)
● 携帯電話やヘッドホン等、「ながら運転」の増加
● 自転車事故に対する危機意識が薄い
自転車と歩行者の事故はこの10年間で約4倍にも増加し、
自転車側への高額賠償に発展するケースも少なくありません。
加害者側が保険に入っていなかった為、被害者が損害賠償を請求しても払われないケースもありました。
このようなリスクを回避する保険として、以前は各保険会社が、
『自転車保険』といった名前の商品を販売していましたが、
現在ではほとんどの保険会社が販売を中止しています。
では、自転車に乗っていて歩行者にケガを負わせてしまった場合、
リスクをカバーできる保険は他にないのでしょうか?
その役割を果たすのが『個人賠償責任保険』です。
個人賠償責任保険とは、日常生活において、他人にケガを負わせてしまったり、
他人のものを壊してしまった場合などで、法律上の損害賠償責任を負った場合に
保険金が支払われます。
自転車事故のケース以外でも、
子どもがキャッチボールをしていて、お隣の窓ガラスを割ってしまった場合や、
停車中の車にぶつかって、車を傷つけてしまった場合、
飼い犬を散歩中、通りすがりの人に噛み付いてケガをさせてしまった場合や、
マンションなどにお住まいの方で、お風呂の水を出しっぱなしにして、
下階の方に水漏れの被害を与えてしまった場合など、幅広く補償されます。
補償額も高額(大体の場合は1億円)の割には掛け金が安いので、
身近なリスクに備えるには、お得な保険と言えます。
また、家族のうち誰か一人が加入していれば、生計を共にしている家族全員が対象となります。
(生計を共にしていれば、離れて住んでいる未婚のお子様も対象です。)
個人賠償責任保険単独でも加入可能ですが、
最近では自動車保険や火災保険の特約として加入されるケースが増えています。
ただし、自動車保険や火災保険の特約としてつけた場合は、
自動車保険や火災保険を解約してしまうと、
個人賠償責任保険も一緒に解約となりますので注意して下さい。
また、自然災害や、同居する親族に対する賠償事故、
他人から預かったものを誤ってこわしてしまった場合、
職務遂行中の賠償事故などは対象とはなりません。
個人賠償責任保険に複数加入されても、だぶって保険金が支払われる事はございませんので、
補償が被っていないかどうか確認してから、ご加入されることをお勧めします。
少ない掛け金で大きな補償を得られる『個人賠償責任保険』。
一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。
中野